こんにちはーカクタスぽよです!今回はクラッスラ・アトロプルプレアの紹介をします。
アトロプルプレアとは?
クラッスラ属の基本説明
他の多くの多肉植物科と同様、国際的な植物であるベンケイソウ科(オーストラリアや南アメリカの大部分には存在しない)は、南アフリカを中心に、様々な条件下で多様化・適応し、現在では南アフリカの多肉植物相の中で最も代表的な科の1つとなっています。
実際、サボテン科、ハマミズナ科に次ぐ世界で3番目に大きな多肉植物の科で、± 34 属、± 1,500 種で構成されています。世界的には、セダム属はその科の中で最大であり、約 428 種が存在します。
アフリカ南部には、アドロミスクス、クラッスラ、チレコドン、コチレドン、カランコエの 5 つの属があります。 ここで最大の属はクラッスラ属で、約 150 種があります。
属名のクラッスラ(Crassula)は、ラテン語で「太った」を意味する「crassus」に由来するといわれ、クラッスラ属は植生旺盛な植物で、古くからヨーロッパの園芸家に愛されてきました。
特徴としては、すべての種の葉が、通常、上下の対に直角に重なっている点で、全世界で約200種が存在し、そのほとんどが南アフリカに生息しています。クラッスラは最も栽培しやすい植物の一つであり、やりがいのある植物です。
多肉植物の葉は水分を蓄え、雨がほとんど降らない乾燥した生息地で生き残ることを可能にします。淡い色の葉は光を反射し、植物を涼しく保ち、日射による熱害を防ぐ効果があります。
クラッスラは育てやすいですが、コナカイガラムシや真菌性よる病気に弱いです。
アトロプルプレアの基本説明
クラッスラ・アトロプルプレアは、小型で丈夫な多肉植物で、コンテナ栽培に最適な植物です。
南アフリカからナミビア南部まで非常に広い範囲に分布しています。岩場を好む傾向がある植物で、自生地では岩の隙間に生えているのが見られたり、カロイドブッシュや大型の多肉植物の下にも生息しています。
夏は極端な暑さ(40℃以上)に耐えますが、冬の比較的低い温度(-3℃)でも生存できます。
種名の アトロプルプレア(atropurpurea) は、葉が紫がかった色合いであることを意味します。長く暑い夏には、自然な緑が失われ、このような紫色の色に変わります。夏の強い日差しに適応するため、クロロフィル(緑色)は下部組織の奥深くまで後退し、紫がかった赤色に置き換わり、植物を保護するとともにエネルギーを節約するのです。
直立した茎に葉が等間隔に並んでおり、葉は多肉質で、触ると部分的にワックス状の手触りがあります。
クリームイエローの個性的な花を、長い花穂に咲かせ、受粉は主にミツバチによって行われます。
種は非常に細かく、まるで塵のようです。
アトロプルプレアの育て方
春の育て方
春から休眠期が明け、生育期に入ります。日当たりと風通しの良い雨除けのある屋外に置くようにしましょう。
水やりは、用土が乾いたら鉢底から水が出てくるくらいたっぷり水をあげます。梅雨時期など雨が多いときは控えめでも大丈夫です。植え替えにも最適な季節です。
夏の育て方
夏も生育します。水やり日中を避け、涼しくなって与えるようにします。
秋の育て方
秋は春と同じように生育期。考え方としては春と同じと考えて問題ありません。植え替えや刺し木など、積極的に植物と向き合うことが可能です。
冬の育て方
冬は生育緩慢~休眠期へと入ります。休眠期は日当たりの良い簡易フレームや日当たりの良い窓辺に置くようにします。
水やりは月に1~2回程度にし、乾燥気味に管理します。
アトロプルプレアの増やし方
種からだけでなく、挿し木からも簡単に植物を育てることができます。
挿し木方法
主に4月、5月、9月、10月の成長期には、クラッスラの挿し木は急速に成長します。
必要なのは、ふるいにかけた粗い(直径1 mm)の川砂だけです。 根を形成できるように、直射日光を避けて湿らせてください。葉や茎の挿し木が発根したら、容器に入れ、根をしっかり張らせてから屋外に植えます。日当たりの良い場所が理想的です。
種蒔き方法
アトロプルプレアは種子によって簡単に栽培できます。
ふるいにかけた川砂(直径1mm)が適しており、準備した播種用培地に種子をまきます。
種はすぐに成長し、半年もすれば植え付けが可能です。
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