多肉植物【ハオルチア・竜鱗(テッセラータ)】の特徴を紹介。

カクタス+カチタス

こんにちはーカクタスぽよです!今回はハオルチア・竜鱗の紹介をします。

竜鱗とは?

ハオルチア 竜鱗 (別名:テッセラータ) 【 Haworthia tessellata】別名:テッセラータ

ツルボラン亜科 ハオルチア属

原産地: 南アフリカ ナミビア

竜鱗の基本説明

竜鱗は南アフリカとナミビア南部に広く分布しており、東ケープ州だけでなく、フリーステイト州、北部および西ケープ州など幅広く自生しています。ハオルチアの中では様々な環境への適応性が高く、どんどん群生し成長します。

竜鱗は、短い葉の茎で構成される小さな塊で、成長すると群生し、大きな塊へと変化していきます。その葉は通常濃い緑色で、基本的に三角の形をしており、葉の表面には明るいはっきりとした線が入ります。

竜鱗は、非常に順応性のある多肉植物であると言われています。茎のない、成長の遅い常緑植物であり、茎状の根を持ち、高さ150 mm、幅100mmまで成長することができます。

根元に長さ50mm、幅30mmまでの無茎の葉があります。

葉は豊かで、きめがしっかりしていて、ほとんど三角形の形をしていて、しっかりと後ろに曲がっていて、頂点で茶色がかった緑色になっています。

上面は、正方形のパターンのデザインを形成する薄緑色の垂直線でマークされています。

下面は通常、わずかに丸みを帯びており、珊瑚状の結節が隆起しています。

葉はロゼットを形成し、完全な太陽にさらされると赤みがかった色に変わります。

花序は薄くてしなやかで、2つの唇があり、オフホワイトの灰色がかった花があります。

葉は豊かで、きめがしっかりしていて、ほとんど三角形の形をしていて、しっかりと後ろに曲がっていて、頂点で茶色がかった緑色になっています。

ジューシーで革新的な水の貯蔵と節約のメカニズムは、彼らの回復力に貢献しています。

自生地では一部の動物に食され、単に食物として食べるだけでなく、貴重な水源としても竜鱗は消費されています。

竜鱗の育て方

竜鱗を含むハオルチアは春秋型に分類されています。春と秋は元気に成長し、夏と冬には半休眠します。年間を通して風通しのよい屋外で、半分程度の遮光をして育てます。生育期には土が乾いたタイミングでたっぷりと水やりを行い、夏と冬は乾燥気味に水やりします。

竜鱗を育てるのことは難しくありませんが、気をつけなければいけないのが水を与えすぎることと、直射日光を当てないことです。

葉の色をよく観察することで、日光の量が多いか少ないか判断することも可能です。ちょうど良い光量の時には葉の色が緑色になり、少し強い光の下では茶色から赤になります。

春の育て方

春は生育期で開花期になります。 日当たりと風通しの良い雨除けのある屋外に置き、用土が乾いたらたっぷり水を与えます。植え替えや株分け、種まきに適した季節です。薄めの液体肥料を月に1回程度与えるのもいいです。

夏の育て方

夏にかけては半休眠期に入ります。風通しの良い雨除けのある屋外に置き、乾かしぎみに管理します。水やりは用土が乾いてから4日後くらいに、控えめに与え、タイミングとしては、朝か夕方の涼しい時間帯に行います。

秋の育て方

秋は春と同じく生育期に入ります。考え方は春と同じで問題ありません。

冬の育て方

冬は再び半休眠期に入ります。夏と同じく風通しの良い雨除けのある屋外に置き、乾かしぎみに管理します。水やりは用土が乾いてから4日後くらいです。

寒さにはある程度強いですが、霜にあてないように簡易フレームなどに入れ管理しましょう。

竜鱗の増やし方

受粉させる場合は、花の花弁部分を取り除き、雄しべと雌しべを露出させ、受粉させます。

種蒔き方法

竜鱗の種子は非常に簡単に発芽します。1番適した季節は初秋くらいに蒔くといいかもしれません。

軽石、砂利、パーライト、きめの細かい腐植土などを混合した土に、粗い砂の薄い層を作ります。そこに種を蒔き、 日当たりの良い場所に置いて、一日おきに細かいミストスプレー水を与えます。 種が土の深い所へ入ってしまうと、窒息し発芽しない可能性があります。

種子が新鮮で、条件が十分に整えると、種はすぐに発芽します。発芽した苗は急速に成長し、約9ヶ月で植え替えすることが可能になります。

株分け方法

竜鱗は、成長するにつれ子株をどんどんつけるので、株分けによる増やし方が1番容易だと考えられます。程よい大きさに成長し、根が出ている子株を親株から取り外し、植えることで増えていきます。根が出ていない場合、成長が遅くなるか成長できないため、必ず根が出ている子株を取り外すようにします。

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