多肉植物【コノフィツム・カルキュルス】の特徴を紹介。

カクタス+カチタス

こんにちはーカクタスぽよです!小粒でかわいいカルキュルスの紹介をします。

コノフィツムとは?

コノフィツム(Conophytum)という名前は、ラテン語で円錐を意味するconusとギリシャ語で植物を意味するphytumに由来し、 約90種類があります。

コノフィツム属は、南アフリカのケープ州とナミビア南部の冬に雨が降る地域にのみ存在する固有のもので、夏に雨が降るところにコノフィツムは存在しません。

ほとんどのコノフィツムは秋に開花しますが、夜行性の植物であるため、夜にしか開花しません。その花はスパイシーな香りがするといわれ、その香りに夜行性の蛾が引き寄せられ、受粉するのです。

カルキュルスとは?

コノフィツム カルキュルス【 Conophytum calculus

ハマミズナ科 コノフィツム属

原産地:南アフリカ・ナミビア南部

カルキュルスの基本説明

カルキュルスという名前は、小石を意味するラテン語に由来し、硬く丸みを帯びた滑らかな外観を表しています。カルキュルスは、小さいながらも非常に丈夫ですが、非常に成長が遅い多肉植物で、個々の丸い葉が年齢とともに増殖し、集まってドーム型に群生します。大きく成長しても、1つの直径が30㎜程度となります。

球形の葉の本体は滑らかで、光沢のない緑色から淡い黄緑色をしています。既存の葉の内部に新しい葉が形成され、1年後に葉体が枯れ始めると、内部から新しい葉が出現します。カルキュルスは非常に長命である可能性があり、40年から50年も生きることが知られている人もいます。

カルキュルスの育て方

カルキュルスは日本で冬型に分類されています。夏には休眠し、冬前後の比較的涼しい季節に成長します。カルキュルスだけでなくコノフィツム属は、自然の状態でも窮屈な場所で成長しているため、鉢植えでも問題なく育成することが可能なのです。

春の育て方

春は生育期になります。 日当たりと風通しの良い雨除けのある屋外に置き、用土が乾いたらたっぷり水を与えます。薄めの液体肥料も月に1回程度与えるのもいいです。

夏の育て方

夏にかけては休眠期に入ります。風通しの良い雨除けのある屋外に置き、茶色の皮をかぶった状態になった時には断水します。基本的に手をかけず放置しておきましょう。日差しが強い場合、日よけのネットを設置してあげる必要があります。

秋の育て方

秋は休眠から明け、1年で1番の成長期に入ります。次第に茶色の皮から新しい葉が出てきて、順番に開花していきます。春と同じような管理を行い、元気よく生育させましょう。

植え替えや株分け、種蒔きなどに最も適した季節です。

冬の育て方

分類は冬型にされますが、気温の低下と共に生育は緩慢になっていきます。水やりの頻度を減らし、用土が乾いてから3、4日後に与えるようにします。

寒さにはある程度強いですが、霜にあてないように簡易フレームなどに入れ管理しましょう。

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