多肉植物【クラッスラ】の種類・特徴を紹介。

図鑑

クラッスラとは?

クラッスラ(Crassula)

ベンケイソウ科

原産地:アフリカ

生育型:春秋型

育てやすさ:易しい

クラッスラの特徴

アフリカを中心に500種類ほどの種類が自生しています。種類によって生育型が異なりますが、多くが春秋型です(冬型に近い)。ただ傾向として、大型の種類は夏型、小型の種類は冬型が多いです。

見た目も様々な形態をした種類があり、クラッスラのみを並べて、その特徴を楽しむことも良いでしょう。

育て方としては、常に風通しをよく保ち、生育期のタイプに合わせた管理をすることが重要となります。

クラッスラの種類

火祭(Crassula americana Flame):名前の通り赤い葉が炎のように見え、気温が低くなるとより一層赤みが増します。赤みを楽しむためには、水と肥料を控え、日当たりよく管理すると良いです。 

星乙女(Crassula perforata):三角の葉が対称に並び、上から見ると星型に見える春秋型のクラッスラです。夏の過湿に弱いため、夏場の管理に注意が必要です。

オーバタ・ゴーラム(Crassulaovata Gollum):「金のなる木」の変異種で「宇宙の木」とも呼ばれます。ゴーラムに関しては夏型に分類されるので、夏型種として管理しましょう。冬の寒さに注意が必要です。

クラッスラの育て方

クラッスラは種類が多いため生育期がそれぞれの異なります。ですのでそれぞれの品種の生育期をしっかり把握し管理する必要があります。ただ基本的には日当たりと風通しが良い場所で管理します。

春の世話方法

春は基本的にどの生育期のタイプでも生育する時期となります。日当たりと風通しの良い雨除けのある屋外に置くようにしましょう。水やりは、用土が乾いたら鉢底から水が出てくるくらいたっぷり水をあげます。肥料は薄めの液体肥料を1月に1回程度あげるとよいでしょう。

植え替えにも最適な季節で、育った株は一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。種類に方法が異なりますが増やすことも可能で、株分け・葉挿し・挿し芽など様々な方法で増やすことができます。

夏の世話方法

夏は春秋型は半休眠期、冬型は休眠期に入ります。ですので、水やりは控えめか、断水し、風通しの良い屋外に置きます。しかし、夏場の直射日光は強すぎるので、を少し遮光するよう遮光ネットを設置してあげましょう。

夏型種に関しては、生育期ですので春と同様にたっぷり水やりを行い、元気よく育てます。ただこちらも、少し遮光してあげる必要があります。

秋の世話方法

秋は春と同じように生育期となります。考え方としては春と同じで問題ありません。

冬の世話方法

冬は休眠期へと入ります。種によって寒さに弱いものもあるので、日当たりのよい簡易フレームに入れてあげるようにします。

水やりは月に1回程度軽くあげれば十分冬越しは可能です。

クラッスラのポイント

まず最初に、クラッスラは種類によって生育期が異なるため、『春秋型・夏型・冬型』のどの生育期タイプなのかを把握する必要があります。基本的には日当たりと風通しを重視し、管理すれば元気に育ちます。ただ夏場の直射日光は遮光するようにしましょう。

コメント