アストロフィツム・兜丸実生。方法説明&経過観察日記

カクタス+カチタス

こんにちはー!カクタスぽよです!!今日はアストロフィツム・兜丸の種をいただいたので、その実生方法・成長を紹介していきます!

まず実生の紹介をする前に、兜丸について紹介します。

アストロフィツム・兜丸とは?

アストロフィツム・兜丸(Astrophytum asterias)

サボテン科 アストロフィツム属

原産国:メキシコ

夏型

兜丸は深い緑色をした体に、アストロフィツムの特徴である星点が点在しています。サボテン科のため、棘座(アレオーレ)がありますが、トゲはなく白い毛が存在しています。

日本では夏型種に分類されるので、春から秋にかけて成長し、冬に休眠します。冬は5度を下回らないように管理しましょう。日当たりを好むので、1年を通して日当たりは大事に置き場所を選んでください。

種を蒔いてみる

こちらが今回いただいた種です。いただきものですので、6粒だけ。種蒔き準備のためにすでに水に浮いてますが笑。少し硬めの殻に覆われているのが特徴ですね。

種蒔きの準備~種蒔き

種まきの下準備ですが、私の場合は、いつも使っている用土をベースに、表面部分は赤玉土の小粒を敷いています。

まずその用土を熱湯にて殺菌消毒し、ベンレート水和剤(カビ防止)とネメデール(発根促進)の混合液をふきかけます。それぞれの作り方は商品のラベル等を確認して作成してください。ベンレート水和剤は1,000倍、ネメデール100倍程度でしょうか。そして、その上に種を蒔きます。事前に種を作成した混合液に数時間浸けておくのも良いです。上の写真がその様子。

ベンレート水和剤とネメデールについてですが、実生するにあたっての必需品かなと考えています。用土は熱湯で殺菌消毒しても、高湿度を保つので、対処しておかないとすぐカビが発生します。ですので、ある程度成長が見えるまで使い続けてもいいでしょう。

種を蒔き終わったら、腰水と上に軽く蓋をして完了。置き場所は日当たりの良い出窓部分に置いてます。

腰水:鉢を水をはった容器につけ、鉢底から水を吸水させる水やり方法の一種。発芽に必要な湿度を保つためにします。

発芽(種蒔きから4日後)

複数の種子から発芽が確認できました。種子と同じような大きさの芽が出ていることが確認できます。

発芽2日後(種蒔きから6日後)

根をしっかり伸ばし、芽が成長したように見えます。割れ目がなんとも可愛いですね。

発芽4日後(種蒔きから8日後)

発芽から4日後の全体の様子です。6粒中5粒の発芽が確認できます。発芽率は約83%。なかなかい発芽率です。

この辺りで蓋を外し、外の優しい光が当たる場所へ移動しました。

発芽7日後(種蒔きから11日後)

発芽から1週間が経過しました。写真を見る限り、発芽した子たちは順調に成長していますね!

表土の粒と同じような大きさになっています。表土に使用しているのは、赤玉土の小粒です。2~3㎜といった粒でしょうか。

続きはまた成長確認後更新しますね!

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