サボテンを食べる

カクタス+カチタス

こんにちはーカクタスぽよです!突然ですが皆さんはサボテンを食べたことがありますか?食べたことがない人も、実はもう既に食べているかもしれません。今日はそんな話をしていきます。

サボテン食の歴史

皆さんはサボテンを食べるということに、どのようなイメージをお持ちでしょうか?まず驚くべきことに、サボテンは何千年も前から食されてきました。人類がサボテンの自生地である南北アメリカ大陸に住み始めた頃から、棘の部分を除いてサボテンのほとんどの部分が食されています。ですが長い間、サボテン食はあまり広まってきませんでした。

近年、サボテンを食べるということが広まっています。中でもサボテンの実を食べることが人気となっています。

サボテンの実を食べる

サボテンの実は、甘味のあるものや、酸味のあるものなど様々な味の実があります。ただ基本的にほとんど種類で食べることができます。当然のことながら『実』であるため、内部には無数の種があります。しかしその種も大きさは様々ですが、食べることができます。

ウチワサボテンの実

世界には無数のサボテンが存在しますが、その中で最も食べられているサボテンがウチワサボテンではないでしょうか。

ウチワサボテン(Opuntia):サボテン科の植物。アメリカ、メキシコ、中米が原産。乾燥した砂漠や、雨の少ない土地などの過酷な環境でも生育できるよう、葉に水と栄養分を蓄えています。ウチワサボテンとは、特定の一種の名前ではなく形の総称で、ウチワのような平たい形が特徴です。

ウチワサボテンの実は甘く、栄養価の高い果物です。赤や黄色・オレンジなどの実の色をしており、たくさんの黒い種があります。中でも1番人気が高いのが、大型宝剣(Opuntia ficus indica)の実で、『トゥナ』・『プリックリーペア』とも呼ばれます。

大型宝剣の実は非常に栄養価が高い上に糖分も多いので、様々な加工品としても使われます。栄養素としては、食物繊維・カルシウム・カリウム・カルシウム・7数種類のビタミンなどが豊富に含まれます。ですので、すべての人にオススメできる果物なのです。加工品としては、豊富な糖分を生かし、甘味料・ジャム・シロップなどへと加工されます。

ヒモサボテンの実

ヒモサボテン:サボテン科ヒモサボテン属の植物。通称サンカクサボテン。メキシコ、中米が原産。乾燥した砂漠や、雨の少ない土地などの過酷な環境でも生育できるよう、葉に水と栄養分を蓄えています。日本では観賞用や接ぎ木ように広く愛されています。

ヒモサボテンの実は『ドラゴンフルーツ』・『ピタヤ』と呼ばれ、日本ではウチワサボテンの実よりも知名度のがあるのではないでしょうか。しかし、サボテンの実と知らずに食べている人も多いでしょう。古くにメキシコ・中米からベトナムに持ち込まれ、今ではベトナムの農産物として世界中に輸出されています。赤いきれいな色をした外見と、白や赤色の実をしているのが特徴です。

サボテンの花を食べる

続いてサボテンの花についてです。サボテンの花は実と同様にほとんどの種類で食べることができます。特に先にも挙げたウチワサボテンは花も広く愛され消費されています。

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