多肉植物【リトープス・オリーブ玉】の特徴を紹介。

カクタス+カチタス

こんにちはーカクタスぽよです!リトープスの中で比較的有名なオリーブ玉の紹介をします。

リトープスとは?

リトープス(Lithops)という名称はギリシャ語から派生しており、lithos=石 ops=顔 というリトープスの特徴を表した言葉から作られています。リトープス属は、おそらく世界で最もよく自然にカモフラージュされた植物の1つです。

その色と形には奇妙で魅力的な美しさがあり、それらに遭遇した人の注意を引き付けます。

それらの成長の容易さはそれらを人気のある鉢植えにし、よく世話をされれば、生涯の仲間を作るでしょう。

リトープス植物は、1つの頭を形成する2つの融合した葉で構成されています。1つの頭のサイズは、年齢に応じて、幅5〜25 mm、葉の表面から根端まで、50〜100mmの範囲です。

リトープスは、南アフリカとナミビアの夏の降雨地域のすべての乾燥した地域で散発的に発生します。

オリーブ玉とは?

リトープス オリーブ玉【Lithops olivacea

ハマミズナ科 リトープス属

原産地:南アフリカ・ナミビア

オリーブ玉の基本説明

まずオリーブ玉の読み方ですが、『オリーブぎょく』と読みます。他のリトープスにも『玉』とついている種類がありますが、ほとんど『ぎょく』と読みますので注意が必要です。

Lithops olivacea という名称は、表皮がオリーブグリーンに色づいていることから、1929年にボーラスによってそのように名付けられました。自生地では乾燥が強い季節の場合、植物は縮み、風に吹かれた細かい砂で覆われるため、ほとんど見えなくなります。しかし、雨が降ると、水分を吸収して元の大きさに戻ります。

オリーブ玉の窓と呼ばれる頂点の部分は完全に透明であるか、灰色がかった斑点がわずかに見られます。

オリーブ玉の育て方

オリーブ玉に限った話ではありませんが、成長のためには明るい場所に置くことが必要です。直射日光が少なくとも半日位は当たる場所に置きましょう。日光が足りない場合、徒長し伸びて醜くなります。

肥料はほとんど必要としませんので、成長期に少量与える程度で十分です。

オリーブ玉の1番の天敵としては、コナカイガラムシがあげられます。 葉の間に白い塊のようなものが見つかった場合は、オルトランなどでしっかりと害虫対策をする必要があります。

基本的には生育が簡単な種類ですので、愛し、しっかりと世話をすれば、素敵なオリーブ玉に成長させることが可能です。

春の育て方

春は冬の休眠期が終わり、脱皮する季節へと入ります。 日当たりと風通しの良い雨除けのある屋外に置き、新しい葉がしっかり出てきたら、たっぷりの水やりに変更し、用土が乾いたらたっぷり水を与えます。

夏の育て方

夏にかけては休眠期に入ります。風通しの良い雨除けのある屋外に置き、水やりは霧吹きで少し与える程度で十分です。基本的に手をかけず放置しておきましょう。日差しが強い場合、日よけのネットを設置してあげる必要があります。

秋の育て方

秋は休眠から明け、1年で1番の成長期・開花期に入ります。 用土が乾いたらたっぷり水を与え、肥料を与える場合は、薄めの液体肥料を月に1回程度与えます。順番に中央が白い素敵な黄色い花をつけていきます。

植え替えや株分け、種蒔きなどに最も適した季節です。

冬の育て方

分類は冬型にされますが、気温の低下と共に生育は緩慢になっていきます。水やりの頻度を減らし、用土が乾いてから3、4日後に与えるようにします。

寒さにはある程度強いですが、霜にあてないように簡易フレームなどに入れ管理しましょう。

オリーブ玉の増やし方

種蒔き方法

リトープス属は全体的に比較的簡単に種から育てることが可能です。

気温が低くなければいつでも播種することができ、水はけのよい細かい砂に、種子を蒔き、ベンレートなどの殺菌剤を使ってカビ対策を行います。

最初の3〜4日間は、湿度レベルを高く保つために、ポットに透明な蓋を置くか、ビニール等でポットごと覆います。その後の2週間は蓋を取り除き、1日1〜2回霧吹きを行い、軽い日よけをポットに置いておきます。そうすれば、ほとんどの種子が順番に発芽していきます。それ以降は、霧吹きは2、3日おきに減らすことができます。

発芽から1年程度になると、夏は2週間に1回、冬は2か月に1回(必要に応じて)水をやります。脱皮時期の新しい葉が古い葉を押しているときは、水やりをやめておきましょう。

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