こんにちはーカクタスぽよです!今回はアロエ・ペグレラエの紹介をします。
ペグレラエとは?
アロエの基本説明
アロエという名前はギリシャ語の『alsos』に由来し、この植物の葉から出る苦い汁を指しています。そして、アラビア語の『alloeh』やヘブライ語の『allal』(いずれも苦いという意味)の語源になっていると思われます。
ラテン語の『arborescens』は樹木を形成する、樹木に似ているという意味で、アロエは実際には樹木状ではないので、少し誤解がありますが、もともとは茎を形成する習性を指してこの名前が付けられたと言われています。
ペグレラエの基本説明
ペグレラエは、南アフリカ共和国のハウテン州とノースウェスト州のみに生息する固有種です。中でも、マガリースバーグやウィットウォータースランドの北向きの斜面に生育する、茎のない小型のアロエです。
南アフリカ共和国のレッドデータリストでは、生息域外保全のために保護または栽培しなければ絶滅の危機に瀕する種としてリストアップされています。ペグレラエに対する最大の脅威は、植物採集者による過剰採集と、この植物が生息する尾根沿いの開発によるものです。
名前の由来は、植物収集家アリス・ペグラー(Alice Pegler)の名前にちなんで名づけられました。
葉は灰緑色で、内側に湾曲する傾向があります。新芽の葉の縁には白っぽい棘がありますが、古い葉になると赤褐色の棘に変化してきます。葉の裏には、根元から上までの棘があります。
ペグレラエは冬に開花します。 花蕾はくすんだ赤色で、紫がかった雄しべが花筒から突き出ています。
ペグレラエの育て方
ペグレラエは水はけがよければ、大きな鉢でも育てられますが、成長が遅いので注意が必要です。冬場は乾燥させることで、植物を健康に保つことができます。
春の育て方
春は生育期になります。 日当たりと風通しの良い雨除けのある屋外に置き、用土が乾いたらたっぷり水を与えます。あまり乾かしすぎないように水やりを行いましょう。植え替えに適した季節です。肥料に関しては、元肥があれば必要ありません。与えていない場合は、薄めた液肥を月に1回程度与えるのもいいです。タネ蒔きに最も適した季節となります。
夏の育て方
夏に関しては注意が必要です。風通しを1番に考え、風通しの良い場所に置き、蒸れさせないように管理します。真夏の強い光は遮光して育てます。水やりは蒸れに気をつけながら、用土が乾いたらたっぷり水を与えます。
秋の育て方
秋は春と同じく生育期に入ります。考え方は春と同じで問題ありません。
冬の育て方
冬は生育緩慢・休眠期に入ります。ポリフィラは寒さに強い種類ですので、地域によっては外で冬を越すことも可能です。心配な場合は、簡易フレームに入れるか、屋内に取り込むなど寒さ対策を行います。水やりは乾かし気味にしますが、水やりは行います。
ペグレラエの増やし方
ペグレラエは基本的に種子でのみ増やすことができます。自生地では鳥や蜂、風によって受粉し、種ができます。
種子の生存率にもよりますが、発芽率はだいたい60~70%程度です。種子は水はけのよい培地に蒔き、細かい砂で軽く覆うようにしましょう。
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