多肉植物のLED照明栽培について

カクタス+カチタス

こんにちはーカクタスぽよです!!

今日は多肉植物のLED栽培について書いていきます。

カクタスぽよのLED栽培状況

私が行っているLED栽培なんですが家庭用白色LEDハオルチアの栽培を行っています。後ろには光反射用の銀色シートと、横に風循環環用のファン。あとコンセント部にタイマーがついています。

※基本的にどれだけ金額を抑えてLED栽培ができるかというのを大事にしてますので、そこをご理解いただけると助かります

家庭用LED蛍光灯を選ぶ理由

世の中には植物栽培用のLEDライトというものが売っています。ただこれが高い!だから家庭用のLED蛍光灯を選んでいますというのが率直な理由です。

それに私が育てているハオルチアの場合、必要な明るさが十分であるというのも理由になりますね。

ただ注意が必要なポイントとして、育てる植物に合った波長の光が出ているかが重要となります。

生育に必要な明るさとは

ここでは私が生育しているハオルチアの場合での解説となります。

そもそもハオルチアは他の多肉と違い、強い光を必要としていません。自生地でも、他の植物や岩陰に隠れたような状態で生育しています。つまり他の多肉植物に比べ、ハオルチアはLED栽培に向いていると言えます。

ただその中でもハオルチアの種類により好む光の強さが違い、万象や玉扇が強めの光を必要とします。万象や玉扇で目安として10,000lxくらいでしょうか。

ですのでハオルチアを育てる場合、最大で10,000lxが確保できる環境を整えてあげれは大丈夫です。

ちなみに、最近ではスマホのアプリでlxが確認できるアプリがあるのでオススメです!

光反射材を設置する理由

これはタイトルを読んで想像ができるかもしれませんが、光の反射を利用するためです。

棚にLEDを設置し育てる場合、どうしても上からの光のみになってしまいます。やっぱり植物は上からだけでなく多方向からの光を必要としていると考えられるので、反射材を設置し、横からの光があたるようにしています

ちなみに、銀色のシートは百均に売っているようなもので十分だと思っています。私が設置しているのも百均で買ったシートを、テープで止めているだけですので。

循環ファンを設置する理由

循環ファンは屋内では起こらない風を発生させるために設置しています。屋外で育てているときって、光と水と…風がありますよね。屋内でもその状況に近づけてあげたいのです。

風を発生させることにより、徒長や病気、蒸れの対策にもなります。とくに梅雨~夏場の屋内の場合、どうしても暑さで良い栽培環境とは言えなくなります。ですので、梅雨~夏場にかけては、ひたすらファンが回っています。

私が設置しているのは、USB接続タイプのパソコン用ファンです。風が起これば何でもいいと思うのですが、ここも値段重視。

本当は一方向からの風ではなく、サーキュレータみたいに風を動かしたいのですが、現状としては、固定された風となっています。

コンセントはタイマーでストレスフリー

LED照明はコンセント電源ですが、1日中点灯しているわけではありません。大体夜から朝にかけて10時間程度(電力料金が安い時間帯に笑)点灯させています。

毎日、自分でコンセントを抜き差しするわけにはいかないので、ホームセンター等に売っているコンセント用タイマーを設置しています。これで点け忘れ、消し忘れが防げるので、これはいい買い物だと思っています。

LED栽培における失敗

ここでは私が多肉植物のLED栽培を始めてからの失敗談を紹介します。

光量不足による徒長

まずなんと言っても徒長。いくら光が控えめでいいハオルチアといっても、足りなさすぎると徒長します。

最初の頃、ハオルチアは光が控えめでいいということで、どの種類でも光源から同じ距離に置いておきました。

ただやはり、ハオルチアにも好む光量がそれぞれあり、少し強い光を好む万象や玉扇といった子たちを徒長させてしまいました。ただその他の種類に関しては徒長する様子は見られません。

夏場の蒸れによる枯れ

今の設備を紹介した所ではファンがついています。しかし、最初は取り付けていませんでした。

私が屋内で普段使わない部屋なので夏場に熱気がこもり、蒸れて枯れた。

LEDの生育状況について

上の写真が屋外に出した事の無いハオルチア(旧氷砂糖という品種)です。写真でもわかるかと思いますが、徒長することなく、元気に成長しています。

LED栽培の結論

基本的には、鉢植えの状態で光・水があれば育ちます。ただそれは、単純に育つというだけで、ほとんどの場合徒長します。

大事なのはやはり、屋外と同じような環境・各種類に合わせた環境を整えてあげることです。

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